Oralhypo Function
生涯、お口で食べられる事を目標とします
口腔機能低下症は、加齢や病気などによって口腔内の機能が低下する状態のことを指します。
この状態になると、咀嚼や嚥下、発音、唾液分泌といった口腔の基本的な機能が十分に発揮できなくなり、具体的な症状としては、食べ物をうまく噛めなくなることで消化不良を起こしやすくなったり、飲み込みにくくなって誤嚥や窒息のリスクが増えたりします。
また、発音が不明瞭になることや、唾液分泌が減少して口の中が乾燥しやすくなることもあります。
口腔機能低下症の原因
原因としては、加齢による筋力や唾液分泌の減少、糖尿病やパーキンソン病、脳卒中などの全身疾患、不適切な口腔ケアや喫煙、過度の飲酒などの生活習慣、そして歯の喪失などが挙げられます。
口腔機能低下症の診断について
口腔機能低下症は、以下のような方法で評価、診断します。
- 口腔衛生状態不良の評価
- 口腔乾燥の評価
- 咬合力低下の評価
- 舌口唇運動機能低下の評価
- 低舌圧の評価
- 咀嚼機能低下の評価
- 嚥下機能低下の検査
口腔機能低下症の治療について
- 口腔ケアの強化、咀嚼や嚥下機能を高めるためのリハビリテーション、噛みやすく飲み込みやすい食事の工夫、義歯やインプラントの使用、必要に応じた医療的介入などがあります。
- 当院は平成30年4月の健康保険適用開始以来、口腔機能低下症のご相談受けを治療をしております。
口腔機能低下症の治療費用について
- 健康保険適用となっております。